2019年02月17日

2018年下半期のBest Act

stmo



【作品部門】
1.ヨーロッパ企画『サマータイムマシン・ワンスモア』
2.THE ROB CARLTON『SINGER-SONGWRITERS』
3.iaku『逢いにいくの、雨だけど』

【役者部門】
1.中川晴樹THE ROB CARLTON『SINGER-SONGWRITERS』、他)
2.緒方晋庭劇団ペニノ『笑顔の砦』RE-CREACION)
3.古谷ちさ橋田ゆういちろうのカンパニー『ちー茶ん』)


【再演部門】
 
KUDAN Project『真夜中の弥次さん喜多さん』

yajikita



作品部門、役者部門、再演部門のベスト作品に関しては、こちらで記事を書かせていただいてますので、ご参照ください。

関西のベスト舞台賞、ヨーロッパ企画に(Lmaga.jp)


作品部門2位は、2018年上半期と同じくTHE ROB CARLTONが獲得。「平安時代ならではの衣装や美術のしつらえや立ち振舞が完ぺき。ゆったりしたペースでも“テンポが良い”という感覚は成立できるのも発見だった」との言葉が。3位は、大きな傷を抱えた2家族の葛藤と再生を描いたiakuの新作。「キワキワの所にいる人たちのやり取りに惹きつけられた。階段状の美術の使い方も上手い」と評価された。

ランクインはしなかったものの、高く評価された主な作品は、地点『だれか、来る』、庭劇団ペニノ『笑顔の砦』RE-CREACION、ばぶれるりぐる『ほたえる人ら』など。

役者部門2位は、庭劇団ペニノ『笑顔の砦』RE-CREACIONで、主役の中年漁師を豪快かつ繊細に演じた緒方晋。「ナチュラルなおっさんぶりが、舞台に大きなリアリティを持たせていた。作・演出のタニノクロウが、彼の面白さを熟知したからこそ生まれたキャラ」と、2016年上半期に緒方がベスト役者に選ばれた『ダークマスター』に続いて、愛称の良さを発揮する結果に。3位は、橋田ゆういちろうのカンパニー『ちー茶ん』で、ヒロインを演じた「空晴」の古谷ちさが初のランクイン。「えげつないネタに対して、朝ドラ風の爽やかさを頑張って貫き通したことを評価したい」と、その健気な(?)演技が称賛された。

ラインクインはしなかったものの、高く評価された主な役者は、高橋映美子虚空旅団『きつねのかみそり』)、満腹満THE ROB CARLTON『SINGER-SONGWRITERS』)、村角ダイチ(『Small Town,Big City~大阪でひろった4つの小石~』)など。

再演部門で他に名前が上がったのは、ヨーロッパ企画『サマータイムマシン・ブルース』、四獣×玉造小劇店『ワンダーガーデン』など。なお庭劇団ペニノ『笑顔の砦』RE-CREACIONは、作品自体はベスト級のクオリティと評価されながらも、新作扱いとするか再演扱いにするかで意見が分かれたため、どちらからも圏外になってしまったということを、特に記しておきたい。



※文中敬称略


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2019年01月21日

2018年度下半期Best Act 開催情報

 2018年下半期(7月~12月)に関西で上演された芝居の中から、観客が本当に「面白い!」と思った芝居&役者のベスト3を話し合いで決める「2018年度下半期Best Act」の詳細が決定いたしました。常連の方も初めての方も、お気軽にご参加ください。

(このイベントの趣旨などにつきましては、コチラをごらんください

 

日時:2019年2月16日(土)19:00~22:00予定(途中参加・退出OK)

 

場所:手羽唐うっちー

大阪市北区同心1-1-22 朝日プラザ扇町 1F

(JR大阪天満宮駅より北へ徒歩約5分。地図はコチラ

TEL.06-6352-8141

お店の方はこちらのイベントの詳細を把握しておりませんので、お店の基本情報(アクセス、メニューなど)以外のお問い合わせはご遠慮ください。

 

参加費:飲食代1,500円(ドリンク2杯+一品)

※参加費は開始前に徴収させていただきます。追加注文に関しては、キャッシュオンデリバリー形式で別途お支払いいただく形となります。

 

諸条件など:

●参加資格は「該当期間に、関西で芝居(演劇・ダンス・ミュージカルなど含む)を4本以上観劇した人」です。

●お店の席を確保する都合上、おおまかな参加人数を把握したいため、参加を希望される方はコメント欄 or 下記連絡先まで参加表明をしてください(連絡先などは不要です)。

●現在見学のみの参加は、特定媒体での掲載を前提とした取材以外は受け付けておりません。

投票のみの参加も可能です。その際は、コメント欄 or 下記連絡先まで芝居&役者(該当する公演名も添えてください)のベスト3&再演作品ベスト1をお送りくだされば、話し合いの中で反映させていただきます。簡単な理由も添えていただくと嬉しいです。再演作品の基準については、コチラをごらんください

●参加される方も、当日の話し合いをスムーズにするため、あらかじめ作品&役者のベスト3と、ベスト再演作品1本を決めた上で臨んでください。

●今回の結果は当サイトで紹介させていただいたり、いずれかの媒体で記事にさせていただくこともあります。その際話し合い中での発言が記事中に反映される場合があることを、あらかじめご了承ください。

 

連絡先:m-yoshinag(あっとまーく)m01.fitcall.net

※メールを送信する際は、(あっとまーく)を@に変えて使用してくださ い

※ツイッターのアカウント(@Yoshine_A)にRTする形でも受け付けております。

 

皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。



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2018年08月19日

2018年上半期のBest Act


takaoka


【作品部門】
1.ITOプロジェクト『高丘親王航海記』

2.THE ROB CARLTON
『マダム』
3.トリコ・A
『私の家族』

作品部門1位となったのは、人形劇としては初のベストとなったITOプロジェクト『高丘親王航海記』。「よくこんな人形を作ったとしか思えない、ありえない人形の数々に驚かされた。夢と現実、生と死が次々と入れ替わる世界観は、人形劇だからこそ効果的に見せられた世界」との声が上がった。

2位は、近年作品部門トップ3の常連となりつつあるTHE ROB CARLTON『マダム』。「全体的にクオリティが上がり、商業演劇に近い完成度。招待状を模した公演チケットが、物語のキーになる仕掛けも憎い」などの意見が。

3位は、尼崎事件をモデルにしたドラマを見せたトリコ・A『私の家族』。「ひたすら不愉快なのに、その純度が高すぎて目が離せなくなる。真綿で首を絞められるようにジリジリ追い詰められていく感じがすごかった」と、その壮絶な世界観が評価された。

ランクインはしなかったものの、高く評価された主な作品は、城山羊の会『自己紹介読本』、劇団飛び道具『緑の花』、プロジェクトKUTO-10『財団法人親父倶楽部』など(上演ユニット名50音順表記)。


【役者部門】 
1.丹下真寿美T-works『源八橋西詰』
2.竹内宏樹ももちの世界『鎖骨に天使が眠っている』、他)
2.三上市朗THE ROB CARLTON『マダム』)
※同順位の役者は50音順で表記

役者部門1位は、自ら立ち上げた演劇ユニット・T-worksで、後藤ひろひとの名作三人芝居に挑戦した丹下真寿美が初のベストに。「脇を固める役が多い印象だったけど、中心に立ってその魅力が100%の力で発揮されていた。特に一話のコメディエンヌと二話のピュアな子どもキャラの落差がすごい」と、ぶっちぎりに近い指示を集めた。

2位は、ももちの世界『鎖骨に天使が眠っている』で主人公の同級生役を演じた竹内宏樹と、THE ROB CARLTON『マダム』で、主人公のマダムの息子で、一家の当主役を演じた三上市朗が同率でランクイン。

竹内には「突劇金魚で観た時のパフォーマンスとは全然違うのに驚いた。リアルながらも純度の高いたたずまいは、今後に大いに期待できる」。三上には「“バカかっこいい”の局地。物語全体にちゃんと“貴族感”があふれてたのは、三上さんが中心にいたことが大きい」との声が、それぞれ寄せられた。

ランクインはしなかったものの、高く評価された主な役者は、青柳いづみ(川上未映子×マームとジプシー『みえるわ』)、プロジェクトKUTO-10『財団法人親父倶楽部』)、村角ダイチTHE ROB CARLTON『マダム』)など(50音順表記)。


【再演部門】
 
匣の階『パノラマビールの夜』


panorama



新たに設けられた再演部門で初の一位に輝いたのは、「第5回OMS戯曲賞」佳作作品を20年ぶりに再演した、久野那美が率いる「匣の階」の『パノラマビールの夜』。その内容だけでなく「20年前の舞台は観ていないが、山中のビアガーデンをリアルに再現するなど、初演より明らかに精度とクオリティを上げた舞台だったと思う」と、再演の意義を評価する声に後押しされた。

その他、高く評価された主な再演作品は、劇団壱劇屋『独鬼』、ナイロン100℃『百年の秘密』など(上演ユニット名50音順表記)。


※文中敬称略
 


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