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2011年07月18日

2011年上半期のBest Act

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【作品部門】
1.伊藤えん魔プロデュース
『蒲田行進曲』 (熱血バージョン・狂乱バージョン共)
2.ピースピット
『BOOK』
2.悪い芝居
『団欒シューハーリー』
※同順位の芝居は劇団名50音順で表記
 
上位3本の芝居のデッドヒート状態だったが、「つか芝居は苦手だけどこれは面白く観れた」「加虐と被虐によってしか愛を確かめられないつかの世界観を、2つのバージョンで見せることで明確にした」などの熱心な声に押されて、頭1つ出ることができた伊藤えん魔プロデュースが、初の1位を獲得。全5部に及ぶ超長編芝居に挑んだピースピットは、その話題性に加え「本当に1本だけ観ても満足できるほど、キチンと完成されていたのが驚き」「全部通して観ても、5作品の間に矛盾が見受けられなかったのはただごとではない」と、特に脚本の完成度の高さに絶賛の声が集まった。京都の町家をそのまま劇場使用し、あまりにもリアルな家族劇を上演した悪い芝居は「引きこもりの現場に今まさに立ち会ってるかのような演劇の体感が画期的」「“普通”の押し付けは人によっては暴力に等しいということをよく言ってくれた」など、その特殊な上演スタイルと話の内容の両方で賞賛されていた。
 
これ以外にも、ベスト3には入らなかったけど高く評価された主な作品は(ユニット名50音順に表記)、イキウメ『散歩する侵略者』、男肉 du Soleil 『Jのとなりのオニク』、くじら企画『山の声』、ゲキバカ!『ローヤの休日』、中崎町ミュージアムスクエア『神様それではひどいなり』、ニットキャップシアター『ピラカタ・ノート』、ままごと『わが星』など。ちなみにTAKE IT EASY!×末満健一『千年女優』は、当初ベスト3入りに近い評価を集めたが、初演の舞台が2009年上半期にベスト1に選ばれていたので、今回は審査対象から外した。
 

【役者部門】
1.玉置玲央一心寺シアター倶楽プロデュース
『飛龍伝』)
2.中川晴樹男肉 du Soleil
『Jのとなりのオニク』)
3.赤星マサノリピースピット『BOOK』)
3.田渕法明伊藤えん魔プロデュース『蒲田行進曲』狂乱バージョン)
※同順位の役者は50音順で表記
 
柿喰う客の玉置が、初のノミネートにして1位を獲得。「肉体の美しさはもちろん、動きの切れ味のレベルの高さは、他の大勢の役者の中でも圧倒的に飛び抜けていた」「今まで見た『飛龍伝』の中でも最高の山崎役」などの賛辞が寄せられた。2位の中川は「1位の玉置さんにも負けてない細マッチョぶりと、男肉のゆる過ぎる世界をビシッと締めた演技力がさすが」「童貞を引っ張る役をやらせたら間違いなく関西トップクラス。このまま男肉レギュラーになって!」など、本人には苦笑モノかもしれない声が(笑)。意外にも初めてベスト3入りした赤星は「『BOOK』の物語が5部バラバラにならずに済んだのは、全作品通して少しもキャラクターがブレなかった彼が、主役を張っていたから」と、改めてその演技力の高さが大きく認められた。同率3位の田渕は、『蒲田行進曲』狂乱バージョンでのヒロイン・小夏役(!)が「あまりにも可憐で萌えた」と、意外にも男性からの人気が集中。「もし役者部門が男優編・女優編に分かれてたなら、間違いなく“女優”の方で推す!」と、その場にいた全員の意見が一致したほどだった。
 
ベスト3には入らなかったけど高く評価された主な役者は(50音順に表記)、石黒圭一郎ゲキバカ!『ローヤの休日』)、大塚宣幸ピースピット『BOOK』)、サリngロック突劇金魚『巨大シアワセ獣のホネ』)、SUN!!ミジンコターボ『いたずら王子バートラム』)、千田訓子伏兵コード『留鳥の根』)、蟷螂襲石原正一ショー『熱海殺人事件』)など。
(文中敬称略)


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