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2012年02月19日

2011年下半期のBest Act

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 【作品部門】
1.sunday
『ハイ/ウェイ』
2.クロムモリブデン
『節電ボーダートルネード』
3.子供鉅人
『バーニングスキン』
 
ほぼすべての投票がこの3作品に集中。その中で「役者が一人の役を、ポンと肩を叩くだけでスイッチする手法が面白い。最後には本当に、全員が1人の人間のように見えた」「人間の悪意も含めたあらゆる面を、階段を休みなく歩き続けながら表現した。ままごと『わが星』に対する、関西の回答と言える芝居」との評を集め、最終的にsundayが引き離す形になった。2位は「震災のショックを、クロムらしいハイパーさで見せきった。震災をテーマにした芝居の、現時点の最高峰」「多重構造、かつ細かい動きまでキッチリ作られている。特に女優陣が良かった」との声を集めたクロムモリブデンが、初のベスト3入り。子供鉅人は「皮膚病の少女の狂暴な心情を、こういう形で表現してきたか!」「まさに見世物小屋。今関西で唐十郎に一番近いのはココ」という意見が上がった。
 
これ以外にも、ベスト3には入らなかったけど高く評価された主な作品は(ユニット名50音順に表記)、石原正一ショー『ABC漫画朗読フェスティバル』、柿喰う客『悩殺ハムレット』、劇団ジャブジャブサーキット『無重力チルドレン』、空晴『ココでココからの話。』、ヨーロッパ企画『ロベルトの操縦』など。特に後ろの3劇団は「平均的に良い作品を送り出し続けていて、どうしても過去の作品と比較した時に“前回のあれをベスト3にしなかったのに、今回のを入れていいのか?”などと考えて、逆にベスト3に入れにくくなっている」という意見が出ていたことを特筆しておく。
 

【役者部門】
1.石原正一(中崎町ミュージアムスクエア
『踊る赤ちゃん人間』他)
2.永野宗典(ヨーロッパ企画presents 加藤啓アワー 
『私、光ってなかった?』)
3.山浦 徹(石原正一ショー『ハリーポタ子』他)
 
これまで、作・演出・プロデューサーとしての評価の方が高かった石原正一が、意外にも役者でベスト1を獲得した。「中崎町ミュージアムスクエアを通して、どんどん演技が磨かれてきた。もっと役者でも外部出演してほしい」との声が多数。複数作品で評を集めたが、初めて子供を持つ男の複雑な心境を自然に演じた『踊る赤ちゃん人間』を代表作品とした。永野宗典は「でたらめな世界を、1つの世界にまとめる役割をキッチリこなしていた。本当に光ってました(笑)」とのコメントが。この話し合いでは必ず名前が上がり、2010年下半期にはベスト1にも輝いた山浦は、またまたベスト3入り。こちらも石原と同じく複数作品で評を集めたが「ハウルの真似かキムタクの真似か微妙な演技がツボった」という、本人には嬉しくなさそうな理由で、『ハリーポタ子』を代表作品とした。
 
ベスト3には入らなかったけど、高く評価された主な役者は(50音順に表記)、緒方 晋真夏の會『エダニク』)、片山誠子石原正一ショー『ハリーポタ子』)、幸田尚子クロムモリブデン『節電ボーダートルネード』)、荘加真美劇団ジャブジャブサーキット『無重力チルドレン』)など。特に片山は、大半の出席者が「3番目に良かった役者」に挙げるという非常に珍しい形でノミネート。今後もこの話し合いで、たびたび名前が出てくる存在になりそうだ。
(文中敬称略)


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