2017年下半期のBest Act(再演部門トライアル)2017年下半期のBest Act

2018年03月04日

関西Best Act 再演部門設置のお知らせ

これまでの「関西Best Act」の話し合いでは、間違いなくベスト3級の舞台でありながらも「ある程度のクオリティが最初から保障された“再演”だから」と、選考から対象外となった作品がいくつか存在しました。
一部の日本演劇界でも、再演作品はやや不遇な扱いを受けている状況があり、「関西Best Act」も“新作至上主義”に拍車をかけている恐れがありました。そこで「関西Best Act」では、現在の状況に一石を投じる意味でも、2018年上半期の話し合いから「再演部門」を設置することにいたしました。対象となる作品が絞られるため、この部門はベスト3ではなく、ベストの作品1本のみの選出とさせていただきます。
また「新作」と「再演」の明確化のために、以下のガイドラインを設けました。

  • 過去に一度以上、関西での上演実績がある作品を「再演」とします。関西エリア以外で上演実績があっても、関西での上演が初となるものは、新作扱いとします。またリーディングなど上演形態の異なるトライアル公演は、上演実績に含みません。
  • 過去の上演と演出・俳優が異なっても、先の上演と同じ団体名義で、基本的に前回と同じ戯曲を使用して上演した場合は、再演扱いとします。
  • その戯曲の作者自身が大幅なリライトを行い、新作同様の戯曲での上演になったと話し合いの中で判断された場合は、新作扱いとします。
  • 既成戯曲での上演は、過去にその作品の上演実績がない団体・個人が上演した場合、新作扱いとします。
  • テキストに寄らないダンス・パフォーマンス系の作品に関しては、過去上演の振付やコンセプトなどを引き継いでいるかを判断した上で、話し合いの中でいずれに該当するかを判断させていただきます。
  • 役者部門に関しては、新作・再演作の区別は付けません。すべての舞台を対象とします。

2017年下半期の話し合いにてトライアルを行い、その中で観客側にも「再演ならではの評価の視点」という、新作とは異なる視点があることを感じることもできました。「再演部門」を設けることは、再演を考える方々への後押しや励みになるだけではなく、観客にとっても舞台の見方に変化を与えられるのではないかと期待をしています。



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